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皆さまお久しぶりでございます。 放置しっぱなしで8か月!!よくぞ残っていたなこのブログ!! …えぇとすみません、ブログでのテンション感を忘れてしまいました…。書きながら思い出します。 ツイッターをやっております(@gatchandrum です、ゆるい頻度でつぶやきます)と、日々のことをそこで発表している気分になってしまうのね。 発表してないわけでもないけど、やっぱり140文字で伝えられることと、そうでないことってあるのよね。 そーゆーわけで本日のお題はドラムにまつわる一考察。 ツイッターではマニアック過ぎ、かつ長く、その上結論が出ていないことについてでございやす。 ですので、時間の無い方興味のない方は、どうぞ違うことに時間をお使いくださいませ。。。 と、前置きをしておいて。 久々にスティックについて考えさせられました。 (このブログで触れたスティックについての記事はこちら) この5年ほど、ずっと同じスティックを使っております。 PROMARK社製のPhil Collinsモデル。長さ375mmで太さ14.7mmなので一般的に考えると、ものすごく短く、少し太めになるのかな。 身体が小さい(最近縮んだらしい!ww)とドラムセットからの距離もどーしたって短くなるので、以前は叩いている時にタイコのどこかにスティックが引っ掛かってしまう、というミスが結構あったんです。スティックの長さが自分に合わなかったんでしょーな。 んで見つけたのがPhil Collinsモデル。(ちゃんと計算した数字をもとに探したらこいつが出てきたんだけど、その説明は省略) 子ども用スティックを除いて、これより短いスティックはまず見かけません。(もしあったら教えてほしいくらい) こいつに切り替えてから、引っ掛かることは極端に少なくなりました。 ついでに言うと、短いと遠心力も小さくなるので、スティックに振り回されるという感覚もなくなりました。 以前はあったのよー、スティックに「コントロールされている」ような感覚が。 俺が叩いてるんだぜ!っていう感じね。すごく当たり前なんだけど、これは嬉しかったなぁ。 意図的に音を小さくしたいときは違うスティックを使ってるんだけど、普段使いはすべてこれ。 個体差がかなり激しくて、違うモデルなんじゃないの?ってくらい重たいやつがあったりするんだけど、まぁ別のモデルを探すほどでもないか、という感じ。 僕にとって、一番大事なのはスティックの長さ。お!これいいかも!というのがあっても、たいていの場合自分には長すぎるので、自然と選択肢から外れてしまうのだった。 しばらく前だけど、こんなのが出た。 現代で最も重要なドラマーのうちの一人、Jojo Mayerモデルのスティック。 長さが389mmで太さが14.7mmだから、いつものよりちょっと長い。 出たての頃にすんごい安売りしてたもんで試しに買ってみたんだけど、当時はやっぱりちょっと長い感じがしてほったらかしにしておいた。 そして現在。(長かったね) ツイッターで色んな人をフォローしてるんだけど、先日ある方のつぶやきで「ホー…」というものがありまして。 いわく「スティックは操作性が良いものよりも、出したい音が無理なく出るものを選ぶべき」と。 細くて軽いスティックで力んだりすると最悪、折れるばかり。 身体にスティックを合わせるのではなく、スティックに身体を合わせていけるように訓練をしろ、と。。。 ムムム。スガタとしてはヒジョーに耳が痛いわけです。完全に操作性重視で選んでるからね。 そこで先ほどのJojo Mayerモデルを引っ張り出してきました。以前も使うには至らなかったけど、感触は良かったんです。 それを持ってスタジオで練習。普段のと叩き比べをしてみました。 正直ビックリしました。こんなに違うもんかね!?と。 いやまぁ、当たり前といえば当たり前なんだけどね。違うスティックで叩きゃ違う音が出るに決まってるんだけど、ここまで違うとは予想してなかった。 このモデルがどういう設計になってるかはわからないけど、アクセントで叩きたい音が普段よりもハッキリ発音される。 ドラムって叩いた時の跳ね返り(リバウンドといいます)をどれだけ使えるか、が演奏する上でのカギになるんだけど、その点でも優れていて普段のスティックで出来ないことが出来たりする。。。 スティックを落とした時のエネルギーが素直にタイコに反映されて、リバウンドもあまり劣化しないイメージなのね。 ちょっと前に彼の教則DVDを買ったんだけど、スティックにも言及していて相当なこだわりを持って開発したらしい。(対訳なしの海外DVDだからあまり自信はないけどw)なるほどねーと思った。 考えてみれば、音量を下げる目的でスティックを替えることはあっても、上げる目的でスティックを見直したことはなかったのだ。 チューニングだったりヘッドやスナッピーのチョイスで「抜ける音」をずーっと探してる(これはこれで正解だと思ってる)んだけど、スティックは完全に盲点だった。。。 学生の頃、ストレートなジャズとパキっとしたフュージョンを演奏してたんすが、同じスティックで演奏の質感を変えるのってめちゃくちゃ難しいんですよねぇ…みたいな話をしたら 「いやいや、スティック替えればいいんだよ、あれだって楽器なんだし」 と先輩に教わったことを思い出しました。小久保先輩、AZS!! 速いパッセージを移動しながら叩いてみると、やっぱりちょっとモッタリする印象。。。 長さたった14mmの違いでも、実際に振ってみると遠心力がかかるからずいぶん違うんです。 でも、これは訓練で克服出来そうな気配あり。 それよりも印象的だったのが、音の立ち上がりが早くて楽器が鳴ってるっていう実感があること。 これはスゴく大事。 鳴ってない!聞こえない!と思うから力んでしまうわけで、鳴ってる安心感があれば気持ちに余裕が生まれて、良い演奏が期待出来ようというもの。 じゃぁもうJojo Mayerモデルに切り替えてしまおう!!と気持ちは切り替わっているんだけども、ひとつ問題。 ついこないだ、Phil Collinsモデルをまとめ買いしちゃったんだよねー。どどどどーしよー。 質量があるものの方がパワーを得やすい、ってのは物理現象だから疑う余地はないんだけど、身体との相談はしなきゃいけない。無理すると壊しちゃうからね。 質量と音量については、バスドラのビーターを取り替えて検証していた時にも考えてたんだけど、その辺りについては別の機会を設けることにします。書く気が起きれば、ですが(笑) 楽器のことだったり音楽のことだったり、たぶん無限に答えが存在していて、これが絶対に正解!ってのがなさそうなのが面白い。人によって感じ方も捉え方も違うし。 ずーっと考えてアレコレ試して、当たり前と思ってることもたまには斜めから覗いてみたりしないとダメなんだなぁと思いました。
by gatchandrum
| 2012-08-02 01:45
| マニアック
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