群馬より帰宅。ゆっくりさせてもらっちゃいました。
電車に結構長い時間乗るので、本屋さんへ。
行きがけにフラッと寄ったら、どうにも気になって仕方ない本があったのでレジへ。
丸谷才一。エッセイはよく読んでたけど、小説読むのは初めてっす。
タイトルが素晴らしい。「持ち重りする薔薇の花」。
いいなぁ、語感が最高。七五調なのもあるでしょうね。
本を買うときは内容がどうのってことよりも、1ページ目を読んでみて相性がいいかで決めるようにしてます。
もっと極端に言うと、一行目ですな。
ここで胸ぐら掴まれたような持って行かれ方をされたら、まず間違いなく相性がいいので絶対レジに持ってく。
この「持ち重りする薔薇の花」は、一行目じゃなくてタイトルが素晴らし過ぎたので買ってしまった珍しいパターン。
中島らもの本は、読んでないのを見つけたらだいたい買ってしまうというぐらい大ファンなんですが、この人の作品タイトルにも素晴らしいのがたくさんあるんです。
「水に似た感情」
「砂をつかんで立ち上がれ」
「愛をひっかけるための釘」
「永遠も半ばを過ぎて」
美しいですねぇ、惚れ惚れしますね。
あ、もちろん内容も最高ですよ!強くオススメします!!
【今後のライブ!】
シオダマサユキ
5月30日 (土) 下北沢lown (アコースティックワンマン)
花菜
6月15日(月) 代官山LOOP